「トルコリラ」とは「トルコ」という国名がついている通り、トルコの通貨
現在、「リラ」という名前の通貨は「トルコリラ」のみです。
現在は、使われていませんが、他の国でも「リラ」という名前のつく通貨は利用されていました。
イタリア・リラ、サンマリノ・リラ、バチカン・リラ、マルタ・リラ 、キプロス・リラ(キプロス・ポンド)などは、近年廃止され、ユーロへ移行されています。
また、その他の国で使われていた「リラ」も現在では廃止されています。
トルコ共和国中央銀行が発行しています。
また、補助単位はクルシュで、1トルコリラ=100クルシュとなっています。
この「トルコリラ」の最大の特徴は政策金利が高いことです。2011年1月現在、6.25%です。
近年の1月の時点でのトルコリラの政策金利は、下記のように推移しています。
2011年 6.25
2010年 6.50
2009年 13.00
2008年 15.50
2009年から2010年にかけてだいぶ下がりましたが、依然として高い数値を保っています。
FXでのスワップ金利は非常に高く、1万トルコリラ(約53万円)で、毎日約91円のスワップがもらえます。
簡単に言うと、1年で6.25%もの利息がつく貯蓄性の高い通貨なんです。
日本円はほぼ0%なので、「トルコリラ」に換金して運用している人もたくさんいるようです。
2011年2月での、日本円とのレートは
1トルコリラ = 52.8 円となっています。
他にもNZドルや豪ドルといった人気の高金利通貨(どちらも7%程度を)があります。
トルコリラ投資のメリット
トルコリラ円のいい所は、いうまでもなく超高金利なところですね。
他にもNZドルや豪ドルといった比較的メジャーな高金利通貨(どちらも7%程度を)がありますが、この二つの通貨は相互に関係が深すぎて、両方を同時に買っても分散投資のリスクの分散効果はそれほど期待できません。
そこで、トルコリラを少し取り入れたりして、取引に幅がでてきますね。